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2008年4月29日 (火)

エイズ遺児日本留学プログラム2

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以前ご紹介したクリスティンさんと共に、今年度の日本留学プログラムの候補生として採用されたルベガ・ロナルド君が、早稲田大学・国際教養学部に間もなく出願します。必要書類を揃え、願書をウガンダより発送する予定です。

ロナルド君は、2001年8月に行われた第2回目の、国際遺児キャンプ(International Summer Camp for Orphans)にエイズ遺児として初めて参加。ナンサナの貧しいエイズ遺児の代表として、あしながウガンダの歴史と共に歩んできました。

01年に東京で開催された「エイズ遺児国際シンポジウム」(あしなが育英会主催、外務省・文部科学省後援)で、彼は当時の生活を次のように語っています。

「僕が2歳の時、お母さんが亡くなり、その1年後に、お父さんも亡くなりました。エイズでした。でも、つい最近まで、エイズで死んだことは知りませんでした。お姉さん2人もエイズで亡くしました。ドロと木の枝で作った僕の家には、弟2人、姉妹4人の7人で住んでいます。(中略)エイズは僕の人生を変えました。僕の前には問題がたくさんありすぎて、この場では全部言えません…。」(NEWあしながファミリー第61号より抜粋)

当時14歳の彼が、深い絶望の淵にいたことは想像に難くありません。

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その彼が、国際遺児キャンプやウガンダレインボーハウスでの出会いを通して、依然として様々な問題は抱えながらも、少しづつ前向きに生きることができるようになった。これこそが心のケアの成果だと強く感じます。

心のケアを通して、「夢」を持てるようになった彼ですが、その後の6年間はけっして平坦な道ではありませんでした。学費が払えず、学校からドロップアウトし、家を出て働いていた時期もありました。

一緒に暮らしていたお姉さんが病気になり、同じコミュニティの知り合いに保護をお願いせざるを得ないような状況にも挫けず、なんとか高校を卒業したことは、他の多くの遺児を勇気付けました。それも、「勇気をもらった日本で、いつの日か勉強がしたい」という夢があったからです。

その彼のチャレンジがいよいよ始まります。クリスティンさんと共に良い結果が得られることを強く願っています。

*写真は2001年の「エイズ遺児国際シンポジウム」でのロナルド君

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