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2008年4月16日 (水)

エイズ遺児日本留学プログラム1

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早稲田大学で勉強するエイズ遺児、ナブケニャ・リタさんから日本語で書いた手紙をもらいました。正しくきれいな日本語で書かれた手紙を読んで、彼女が日本で過ごした2年間がいかに貴重なものであったかを強く感じます。

そんなリタさんももう大学3年生。自分の後に続く後輩をきっと首を長くしてまっているのではないでしょうか。とは言っても、学費の不足や家庭の事情のため、エイズ遺児で中等教育をしっかり修了できる子はまれです。リタさんの例を受けて、少しずつナンサナでも教育に力を入れるエイズ遺児家庭が増えてきましたが、高校を卒業することはまだまだ高いハードルであることは否めません。

こういった状況の中、幸運にも今年は2名の留学候補者を採用することができました。先日、その1人ナルボワ・クリスティンさんがICU(国際基督教大学)に出願し、4月末に発表される合否の結果を待っています!

*写真はクリスティンさん

クリスティンさんは、2004年、中学生の時にお父さんをエイズで亡くしました。長い闘病期間で家計は困窮し、クリスティンさんは少しでも節約するため、それまでバスで通っていた学校に、片道2時間かけて歩いて通学するように。

お母さんの頑張りと、学校の校長先生の取り計らい(学費半額免除)で、彼女はなんとか中等教育修了資格試験を受けることができました。高校卒業後は、家事の手伝いをしながら、ユースボランティアとして土曜日のケアプログラムなどで小さいエイズ遺児らのファシリテーターを務めてくれています。

転機になったのは、07年にエイズ遺児代表として参加した、International Summer Camp for Orphans(国際遺児サマーキャンプ)。そこで、リタさんに出会い、異文化の中立派に勉強する彼女を見て、「いつか私も」と考えるようになったそうです。

「リタさんは決して諦めずにチャンスをつかんだ。私も貧しいからと言って自分の将来を諦めたくない。いつかもっと貧しい子どもたちを勇気付けられるような存在になりたい」

クリスティンさんが願書に記した言葉です。彼女の強い気持ちが伝わってきます。

自身の将来のため、他の貧しいエイズ遺児らのため、彼女の前に道が開けることを強く願っています。

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